劇団芝居屋第十二回公演 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
待合所・帰郷 |
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2007年 2月20日〜25日 於 シアター風姿花伝 |
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北国の小さな町にあるローカルバスの待合所を舞台に、 深夜から払暁の時間の間に繰り広げられる一夜の物語である。 ここクシリバスターミナルは、以前はローカル線の駅であったが、 鉄道の廃線に伴い路線バスの待合所として使われていた。 ここの管理を任されている田野倉芳子にとってこの場所は、 駅長だった亡き夫との思い出の場所でもあった。 そのため芳子は往時の駅の風情を残そうと腐心していた。 ある大雪の夜、待合所は町役場の幹線道路除雪チームの集合場所なった。 芳子の娘の良子が町役場につとめ連絡係をしていたからであった。 集まった除雪チームの中に芳子の夫田野倉良介と親友だった岡崎総一がいた。 岡崎には待合所が駅舎だった頃、町の病院にこの駅から送り出した妻を亡くした過去をもっていた。 一本の電話が会社から芳子に入った。積雪の為幹線道路が通行止めになったので、 長距離夜行バスの客を通行止めが解除になるまで休ませてくれという依頼であった。 突然の出来事で交わる事のなかった筈の人間の偶然の出会い。 交錯する数々の人生。果たしてこの結末は。 スライドショー ↓写真をクリック |
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